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「みどり」の
価値を紐く
U-GREEN
( Urban Green Resource and Effect EvaluatioN )
一見捉えがたい自然の豊かな力を、定量的に見える化し、その存在意義を皆で一緒に考える。
私たちは、「みどり」の価値を共有することで生まれる新たな街づくりにチャレンジしています。
「みどり」がもたらす環境価値
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炭素の吸収・貯蔵
光合成によって葉が二酸化炭素を吸収して酸素を放出します。
その後、炭素は放出されることなく樹木内に貯蔵されていきます。 -
大気汚染物質の吸着
葉の表面・内部に大気汚染物質が付着し落葉の際に一緒に落ちることで
大気中の汚染物質を除去します。 -
雨水の流出削減
樹木の葉が雨水をキャッチし、そのまま蒸発することで、地表面に落ちる雨水を減らします。また地表面に落ちた水は土壌に浸透させることで、下水道や河川への流出量が軽減されます。
U-GREEN の活用
既存の街路樹・公園緑地・植栽の持つ環境価値を、定量的に評価できることはもちろん、
これからつくりたい緑の風景がどのような価値を生み出すのか、シミュレーションすることも可能です。
現況データ
- 樹種やサイズなどの樹木データと位置情報を地図上にプロット
- 二酸化炭素、大気汚染物質、雨水流出量の削減効果を定量化
エリア指定
- 検討したい範囲をエリア指定します
- 指定したエリア内の二酸化炭素、大気汚染物質、雨水流出量の削減効果を定量化
シミュレーション
- 新たに植樹する樹木の追加と撤去する樹木を削除する
- 追加分と削除分の環境価値を定量表示
シミューレション結果比較
- シミュレーション結果における各項目の現況との差異を表示
街のみどりのCO2削減効果や雨水流出削減量を定量的に把握することで、
カーボンニュートラルや下水道などのインフラ老朽化対策の政策課題解決に繋げる
新たなみどり政策の立案に活用することが出来ます。