神奈川
水と彫刻のプロムナード「メッセモール」(北モール)
地域 | 千葉県千葉市 |
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建築用途 | 公園・緑地道路 |
工事内容 | 屋上緑化(駐車場上) |
製品名 | ホワイトローム、ミネロック オールインワン |
施工時期 | 1995年9月 |
海浜幕張駅から幕張メッセ・業務研究地区の中心部をつなぐ広大な公園緑地です。幕張新都心開発初期は周囲に建物が少なく、街の中心的な建物を作ることを目的にオープンスペースとして計画されました。広域な面積に小道を複数つくり、通る度に違う景色を見せてくれる迷路のような空間を演出しています。長い緑陰は、目的地までの快適な環境を作り出し、人々を駅から各施設に誘導してくれる導線になっています。 また、海浜部に非常に近いこの場所は潮風と強風が高頻度で生じるため、これらに耐えうる基盤整備が必須でした。通常植栽で使われる関東ローム土は潮風で運ばれる塩分を土壌中に保持してしまうため、主に砂質土を使用しました。排水層に黒曜石パーライト(ホワイトローム:300㎜)。下層土はホワイトロームを20%混合した土壌(950㎜以上)。表層土は珪藻土、鉱物繊維改良材(ミネロック オールインワン)を各10%混合した土壌(250mm)と、植物が生育しやすいよう多層構造になっています。また、強風・潮風対策として、植栽密度を高くし、常緑樹のタブ・ヤマモモを中心に配置しています。
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小道の出入り口
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周辺道路から見た公園緑地
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公園内の小道